

緩和ケア認定看護師 高田 寿美子
緩和ケアは、病気に伴う体と心のつらさを和らげ、その人らしく生きることを支えるケアです。終末期だけではなく、病期を問わず生じる患者さん・ご家族の苦痛をアセスメントし、多様な価値観・ニーズを尊重しながら多職種と共に最善の対応ができるように努めています。
一般病棟でも一人でも多くの方がその人らしい時間が過ごせるように、日々の出会いを大切にしながら心をこめてケアしてまいりたいと思います。

認知症看護認定看護師 中村 優子
認知症の人は現在436万人、予備軍まで含むと800万人以上といわれています。高齢化が進んだ現状では、一般病院においても認知症の方の合併症を含む病状管理や的確な終末期ケアが重要です。
認知症の方は、新しいことを覚えたり環境に馴染むことが難しくなります。そのため、病院に入院して治療を受ける事自体が大きなストレスとなります。私たち看護師がこのことを理解して、認知症の方の視点で物事を考え、少しでもストレスを少なくし安心・安全に必要な治療が受けられますように他職種と連携しながら日々活動しております。

感染管理認定看護師 峯 麻紀子
私は2011年に感染管理認定看護師を取得し、2012年から感染対策室に所属して“感染対策”を専門に活動しています。感染対策は、目に見えない微生物との戦いです。全ての患者さん、ご家族、ご面会の方、そして職員を感染症から守るために、医師、薬剤師、検査技師とチームを組み、適切な感染対策の指導や、感染症治療に関する提案を行っています。また、地域の病院とも連携し、相互にラウンドや、合同カンファレンスを行うことで、地域の感染対策向上にも努めています。感染対策は、患者さんも含め、医療に係る全員で協力する必要があります。まずは手指衛生から、みんなで徹底していきましょう!


看護師 柴田 絵里
Q. 仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
常に相手の立場になって物事を考えることです。患者さんの立場に立って看護する事、一緒に働く相手職員の立場に立って物事を考えることが大切だと思っています。
Q. 看護師として働いていて、辛いこと・楽しいことはありますか?
患者さんが元気になって退院される姿を見るのはもちろん嬉しいのですが、人生の残り少ない日々を当院で過ごされる患者さんもたくさん看てきました。人の命を預かることの責任の重さは日々感じていますが、患者さんの最期を看取るというのは何度経験しても辛いです。そのため患者さんと関わる一瞬一瞬を大切にしています。

看護師 岩永 まなみ
Q. 仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
優しさや笑顔はもちろんですが、精神的にも体力的にも強くなれるよう努力しています。看護師はやりがいのある分ハードな仕事です。体調管理には気を付け、技術や知識を学び深めて自信をつけることで心身共に強くなることが大切だと思います。まだまだ未熟ですが、心にゆとりをもち、患者さんや家族だけでなく、周りのスタッフにも気配りし思いやれる看護師を目指します。


看護師 松原 千紘
入職して一年、分からないことだらけで日々学ぶことが多く、命を預かる責任の重い仕事に不安や緊張もありましたが、同期や先輩方に支えられ、大変ながらも充実した一年を過ごすことができました。そして、患者さんからの「ありがとう」という感謝の言葉から看護師としてのやりがいを感じています。
今後は、アセスメント能力を強化していけるよう解剖や疾患について知識を深め、思いやりのあるより良い看護を提供できるよう頑張りたいです。