古くから物事で一番大事で中心となることを「肝心かなめ」といいます。
この言葉が示すとおり肝臓は人体の中で大変重要な働きを担っている臓器です。
肝臓はダメージを受けても弱音を吐かず、痛みを訴えない「働き者」です。
自分で十分注意しているつもりでも、知らず知らずのうちに酷使して、肝臓を痛めつけていることに気付いていない人も多いものです。
また、肝臓は沈黙の臓器とも言われており、症状が出現した時には病状が進行していることがあります。
肝臓や胆のうを検査するには、超音波検査が最もお勧めです。
超音波検査のメリットは、人体にまったく無害で副作用がなく、検査による苦痛が無いことです。
バリウムなどを飲む必要もなく、X線被曝の心配もありません。
人間ドックなどで、B型肝炎やC型肝炎と指摘を受けられた方は、年に一度の腹部エコー検査をお勧めします。
腹部エコー検査で見つかる異常や病気
- 胆のうの病気
- 肝臓の病気
- すい臓、腎臓の病気
- 大動脈瘤
- 胆石等の発見
- 腹水の貯留発見
など、肝臓・胆のう・腎臓・すい臓・脾臓・大血管の様子を観察します。
検査日
火曜日・水曜日・木曜日 9時から11時
(注)事前の予約が必要です。検査日の朝は絶飲食にて来院ください。
検査までの流れ
- 内科へ電話し受診日を決定する。
- 内科診察後、胃カメラ検査日を決定する。
- 検査実施
お問い合わせ
お問い合わせについては、内科外来へお尋ねください。