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「第22回長崎市都市景観賞(大きな建物部門)」を受賞しました
長崎市都市景観賞とは
長崎市都市景観賞は、長崎らしいまちづくりを進めるため、周囲のまちなみや雰囲気に調和した建築物など、長崎の歴史的背景と地理的特色を活かした特徴ある景観や、すぐれた都市景観の形成に寄与している物件等に2年に1度贈られる賞です。
長崎市都市景観賞ホームページ(外部リンク:別ウィンドウで開きます)
選考理由
稲佐山の麓、長崎港を一望できる敷地であり、周辺には明治時代のレンガ塀や造船所等の工場群が立ち並ぶ、長崎らしい土地である。外観低層部は周辺のレンガ塀とまち並みを形成するレンガ壁とし、バランスよく配置されたスリット窓が建物に軽やかさを与え、セットバックされた上層部は白色を基調とし、敷地周辺の工場群の中に明るさを与えている。設備機器等についても十分配慮され、メインとなる港側の外壁には露出しないよう計画されている。また対岸からは、稲佐山の麓、工場群の中に白く浮かび上がる客船のような趣があり、長崎の港町らしさが十分に感じられる建築である。新型コロナウイルスの影響で内部を見学する事は出来なかったが、内部にも長崎らしさが随所に取り入れられ、長崎らしさが内外に表現されており、周辺の景観形成に寄与していることに評価を得たものである。