院長挨拶
安全で安心な医療を提供するために。




当院は、明治30年10月に三菱長崎造船所の工場附属病院として長崎市飽の浦に開設されました。平成28年4月に三菱重工から独立して医療法人となり、令和2年5月には新病院を建設して丸尾町へ移転して参りました。長崎港に面した立地を生かし、海を見ながら歩行練習ができる「リハビリテラス」も設置するなど、素晴らしいロケーションとともに、世界遺産に登録された三菱長崎造船所「史料館」の外壁になぞらったレンガ積み調の外壁デザインで、開設後からの当院の歴史と伝統を表現しています。
病床数は急性期病床、地域包括ケア病床の計165床で、当院の特色としては、予防医療の分野で、健診センターにて人間ドック、脳ドックをはじめとした企業健診を行っており、さらには輪番病院としての救急医療から、手術、そして地域包括ケア病棟でのリハビリテーションを経て、多職種における退院支援を行っております。令和2年には在宅療養支援病院の認定を受け、24時間365日の訪問診療、訪問看護を提供しております。
当院の役割として、予防医療、急性期、回復期、在宅医療を一連の流れで提供し、地域医療を支えるべく職員一同さらに邁進して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
重工記念長崎病院
病院長 矢部 嘉浩